HALくんソロ‐KOU-弥生(TOMOさんゲスト)

2019年3月9日に、再び、大阪のLoft Plus One Westで行われた、FEST VAINQUEURのHALくんのソロライブに参加してきました

3月のゲストは、ex.FEST VAINQUEURのTOMOさん。何も存じ上げなくても、貴重な「一期一会のライブになるだろう」と思いました。

ライブは、どれも、一期一会

前盤(SINCREA)の曲が演奏されるのではないか?との期待と、CDやYou Tubeとは違った、今のHALくんで聴いてみたい、そして、TOMOさんって、どんな方なのだろう?と思ったのがきっかけです

1部

1.縁~enishi~(ソロ)

2.雪のアリア (ソロ)

3.FANG (FEST VAINQUEUR リアレンジ)

4.I DON'T WANT TO MISS A THING (Aerosmith)

5.I Was Born To Love You(QUEEN)

6.半夏生(ソロ)

7.Refrain

2部

~ゲストTOMOさん登場~

1.桜(Janne Da Arcカバー)

2.CANDLE(SINCREA)

3.光(SINCREA)

4.花吹雪(ソロ)

5.ヒガンバナ~花魁道中~(FEST VAINQUEUR リアレンジ)

6.LIONHEART~lifetime wish~(FEST VAINQUEUR リアレンジ)

一部では、冒頭曲の「縁~einishi~」からスタート登場から、瞳の色がすっかり世界に入っていて、マイクをかざしながら、歌い上げるHALくん。1曲目は、ALの世界観そのもの。その後、2月に東京でもされたという、「雪のアリア」が聴けました

しかし、雪の映像が映って、HALくんが、低音の世界に入った瞬間に…「ちょ、ちょっと待って…(イヤモニから入ってくる)カッ、カッ…の音が聞こえないカウントがとれない…」「…ごめん、みんな、もう世界に入っていたよね?

少しアクシデントがありましたが、イヤモニでちゃんと、タテのカウントの刻みを意識しながら歌われているんだ…とわかり、なるほどと思いました。

FESTの「FANG」をソロのリアレンジで歌われるHALくんは、持ち曲をどう歌い上げれば、FEST VANQUEURのHALとして、魅力的なのかをよくわかっていらっしゃる様子で、でも、それを意識せずに、生の「その瞬間に集中している」のがいいなと思いました。観客の意識がすべて、自分一人に注がれている真紅のライトの中で、情熱的に「1.2.3.4.FANG!」と歌い上げる姿が、きっと観客それぞれの瞳の奥へ、意識の奥へと、なんのわだかまりもなく、浸透していったのだろう…と自分の感覚とともに感じました。

その後、「コイツが無事に戻ってきました」とアコースティックギターを膝に抱え、「溢れんばかりの愛を叫んで歌っている曲です」と、AerosmithとQUEENのカバーを弾き語りで披露。先日、家族と同じくらいの愛犬を亡くされたばかりのようで、そのことには触れずに、「天国に向けて歌いたいと思います」…壮大すぎる2曲ゆえに、難しい部分もあったと思いますが、愛しい大切な存在とともに生きること…それこそが人生のすべてではないのか?という想いが切に伝わってきました

「冬の曲、春の曲など、季節ごとの曲を作って、時期的にも今かなという曲を…と思いつつ、待っていたら、ライブできねぇよ…という、夏の曲をやりたいと思います。聴いて下さい…『半夏生(はんげしょう)』」

半夏(はんげ)という薬草が生える時期、7月2日あたりを『半夏生』と言うことを調べて知りました少年時代からの素直な思いと希望の中、進んでいく旅路の中で咲いている植物。スッと射し込む日差しのような、ボーカルイントロから、さわやかな夏へと、ぐんぐん導いてくれるような曲。(ネットで調べたら、半夏生に豊作を祈って、タコを食べる習慣が関西である…という豆知識まで出てきて、あの日出された、お料理の「はる少年思い出のウインナー(揚げウインナー)」も意味があったのか、はたまた偶然か?

一部ラストには、「Refrain」(個人的に、とてもとても好きな曲なのですが、書くと長くなりそうなので割愛)温かな日常の大切さを歌っている曲だと思います

二部になり、少ししたらTOMOさんご登場かな?と思っていたら…「えっと…じゃあ、もういきなり登場して頂きましょうか?ゲスト…イーエックス・フェストバンクールの…TOMO

下手から、清潔感あふれる白シャツに、縦縞ジレ、黒いハットをかぶって…青いギターと、にこやかな笑顔とともにTOMOさん、ご登場(⇒自分は初見で、初めまして会場は、温かな拍手喝采

「本当に…ほんとうに久しぶり…だけど、久しぶりという気がしないね…

感慨深げなHALくんとTOMOさん、そして、きっと長きに渡るファンの方々も感無量でいらっしゃっただろうと思います。

「そうだね今日、〇年ぶりにファンデーションを塗りました(笑)メイクさんにファンデーションのノリが心配です(笑)どうですか?と聞いたら、いや、今日はもうすごくいいですよ!と。…結論。ファンデーションは、期間をあけた方がノリがよい(キッパリ)」(会場、笑

「…リアルだね(笑)」とHALくん。

TOMOさんがスタンバイされたところ…??(なにやら機械に異変が?)

「…さっき、HALがちょっとアクシデントになっていたのを舞台袖で聴いていたんだけど、ライブはナマだから、何があるかわからないよね。…例えば、音が鳴らなかったりしたら、最悪だよね…とメイクさんと話していたんだけど、まさに、今、その状況なんだけど(苦笑)(ちょっと音が鳴らない…)」

「どうやら、今日は、ステージに魔物がいるようです」とHALくん。

どうにか調整がとれて…

「…リクエストなども頂きましたが…まずは、ふたりにとって、ルーツでもあり、かつ、今の季節にふさわしいかなと思って…この曲をしたいと思います。『桜』

たくさんの桜ソングがある中で、Janne Da Arcの『桜』を披露そして、「今日のような機会しかできないかな…と思い…」と、TOMOさんと一緒にされていた、前盤SINCREAの『CANDLE』を演奏「ひとりでは遠い朝を ふたりで迎えに行こう♪」という歌詞とメロディーが優しい曲だなぁ…と思いました

さらに、「TOMOさんが生んだ名曲です…SINCREA『光』

無理に笑って強がる事で 何も変わりはしないから

少しずつ 歩き出そう「光さす方へ…」

この曲も歌詞とメロディーがどちらも優しいのですが、ただカッコいいことを言っているだけではなくて、本当に痛みや苦しみを知っている人たちにしか、生み出せない楽曲なのではないかと感じました。もっと聴いてみたいと思った曲のひとつです

和やかな雰囲気の中で、3曲立て続けに披露し、さらなる後半の盛り上がりへ。ソロのALの中でも、情熱的な「桜吹雪」と「ヒガンバナ」。「桜吹雪」は和の雰囲気を持つ、尺八の音がセクシャルなくらいに響いて、後ろの桜吹雪と月の映像の中で、華麗に舞い歌い上げるHALくんがいらっしゃいました。そして、FEST VANQUEURのシングル曲でもあり、初の和の楽曲でもある「ヒガンバナ」。より速いテンポで、情熱的な“赤い夜”を紡ぎ、高らかに歌い上げていかれました

そして、最後は、優しくおおらかな「LIONHEART」

普段の日常生活の中では、「誰かを想う気持ち」を、そんなにあからさまに、赤裸々に表現すると、非常識だとか、反社会的だとか言われるものですが、「歌」の世界だからこそ、自由に、どこまでも熱い想いを遠慮なく、表現できるものだと思います。そして、そういうふうに表現してくれることが、聴く側にとっては、観る側にとっては、この上ない喜びや共感、救いや希望になってくれます。

観客それぞれの想いが浄化されて、軽やかに羽ばたき、そして、見事に「現在地」へと着地してくれる

人それぞれの中にある「想い」が、人それぞれの日常や存在が、自分に戻り、希望を持って進んでいくことのできる旅路を、「はる少年(HALくん)」とのひとときで、四季折々の時の調べと歌声の中で感じることができる気がしました。その旅路を一緒に進み、「行」くことのできるアルバムにもなっているのではないかと思います。

9月のOSAKA MUSEでのファイナルまで、芯を定めながらも、ひと月ごとに少しずつ変わっていくであろう、ソロライブ。

ALリリース日の3月14日を経て、これからも「ひとりでは遠い朝を」多くの観客と、そして、秋から再び、強固なスクラムを組まれるであろう、FESTのメンバーの方々とともに、確かな歩みで、迎えにいっていただきたいなと思った、弥生のよき日でした

感謝をこめて

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*思い出の味という、揚げウインナーが、とてもおいしかったです揚げ物がなかなかできないけど、お手軽レシピに加えたいです(笑)各月ごとの2020年カレンダー、揃えたいなと思いつつ、如月を逃してしまって、残念

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3月の「君」に思うこと

いつの間にか、3月も半ばになってしまった

…いつの間にか?

いいえ、「きみ」が眠っているうちに。

「きみ」に初めて、「おはよう!」と言えた朝、

僕は、急に背が伸びた気がしたんだ。

階段を一段とびで、教室へかけ込んで、予鈴がなっても、「っしゃ!」しか言えなかった。

「何が、っしゃ!なんだ?」と、担任の先生が出席簿を開いても、

「早くプリント、前に回してよ!」と、後ろからせかされても、「っしゃ!」だった。

君が悩んでいるうちに、校庭の草は数センチ伸びて

君が泣いているうちに、キミの髪はプリン色になって

君が笑っているうちに、桃の花びらもふっくらとほほ笑んで

君が歌っているうちに、キミの声が誰かに届いて(ボクにも届いて)

君が語っているうちに、おやすみ。。も言わずに、教科書に隠れて

ボクは眠った

「きみ」は、今日も笑っているだろうか?

3.11が過ぎれば、ホワイトデー。

チョコレートなんてもらっていなくても、

「きみ」に、お返しがしたかった。

「おはよう!」と「また、あした!」を、「っしゃ!」とともに、

今日も、明日も言い続けたかった。

「きみ」は、今日も笑っているだろうか?

3.11が過ぎても、ホワイトデーが過ぎても、

一段とびの階段の先の、木漏れ日からも隠れるように、

あの教室が…あった場所で

毎日、毎日、「おはよう」や「おやすみなさい」という、

ただ、それだけを伝え続けられることのしあわせを、

もう一度考えたいと思う日によせて

バレンタインって、いつだろう?

昨日は、バレンタインでした

チョコは、準備しなかったわけではないけれど、2月14日がバレンタインじゃなくてもいいかと思っています。

先日、ある文章を読み、「時間」について考えました

「今」って、いつ?だろう。

過去にもあった、今。未来にもあるであろう、今。

毎日、毎日、「今」がどんどん、どんどん積み重なっていく。

「今」は「今」だけ?

「今」は、一瞬で過ぎ去るようだけれど、「今」の次にも「今」は訪れている。

自分が、「今」と、思うかどうか?

自分が、その時間を「今」にするかどうか?

「集中できない」ことが続くとき、自分には、その瞬間の「今」が奪われているのだろうな…と思います。

時間の速さは、ひとそれぞれ

たとえば、「過去」になるのではない、「過去」になったのではない。

周囲の状況の変化があったとしても、

その時間を「過去」にするのも、「現在」にするのも、「未来」にするのも、実は自分次第

バレンタインは、365日どの瞬間にもあるバレンタインに限らず…

日常の「今」の連続の中で、

願わくは…

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「今」を決めるのは、自分自身でありたいなと思っています

doa☆3way street☆東京レポ編(自由学園 明日館)

東京レポ編です

どのライブの感想を書くときでも、応援したい気持ちと、自己表現のひとつとして、書いていけたらなと思っています

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doa☆3way street☆東京セトリ(自由学園 明日館)

久しぶりのdoa「3way street」アコースティックライブ、東京(西池袋)の自由学園・明日館に行ってきました

重要文化財とのことで、明日館(みょうにちかん)と呼ぶ建物の中に入ってきました。

以下、セットリスト。全公演・日替わりのセットリストですが、PCは畳んでおきます。

(スマホはすぐ見えてしまうので、なるべく下げて)

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2月の「君」に思うこと

2月がスタートしました

「どんな月にしたいですか?」

…そう尋ねたら、「君」は、どう答えるだろうか?

2月も、まっしぐらにいくよ!

2月は、毎年、気持ちが滅入りやすくて…沈まないようにするわ。

2月こそ、当たって砕けろ!だ…いやいや、砕けたくないな(苦笑)

2月は、じっくりと足元を固める…春からに備えてね。

2月だろうが、3月だろうが、変わらん!進む。

年明けの1月から突っ走っている方も、3月の年度の変わり目をめざしていらっしゃる方も、マイペースで過ごしていらっしゃる方も、

その人らしく進んでいただきたいなと思っています。

自分は、どうするか?

自分も、自分らしく進んでいきたいです。

ひるまず、たゆまず、おこたらず

「自分の言葉で伝える」ことを忘れずに。

昨年は、伝えきれなかったことが多すぎたので、独り言をつぶやくだけではなく、もっとブログのカタチで書けばよかったなと思いました

何が違うか?

「読み手」を意識すること…が違う、だろうと思っています

そして、文章が「流れない」こと。

記事を固定して、何度でも「読み返せる」こと。

不思議なもので、ひとりでいると、すぐ、ぐるぐるしてしまう頭の中が、文章を書くと落ち着いたりします。片手の指でスマホを触るより、キーボードを「両手で打つこと」は、意外に頭を使うし、キーを叩く距離感みたいなものも、脳の刺激になります

自分らしく伝えていく年になっていきますように。

2月の君へ。そして、自分へ

オトナになるって?

今日は、成人の日でした

「大人になる」と言いますが、成人式が随分、昔だったことさえ、忘れてしまったなと思う、この頃。

日常の中で、そのとき、そのときの「現実」を捕まえられずに、コドモのココロを持ったまま、オトナになっている人もたくさんいると思います。

明日、目覚めたときに、昨日の自分を遠くに感じられたら…、そして、きっと、どこへも行きようのない、生身のニンゲンがここにいるな…と感じられたら、「それ」をすっぽりかぶって、ドアを開けていくのだろうなと思います。

電車に乗って、職場に行って、いろんな人と出会って、挨拶を交わして、仕事をして、そして、また、すっぽりと「それ」を脱ぎ捨てて、もしかしたら、新しい「それ」をどこかで見つけて、大事に抱えて、次の日にかぶろうと持って帰ってくるのかもしれません。

急に「オトナ」になんてなれない。

急に「コドモ」でなくなることもできない。

いつ、その境目が訪れるのか。行ったり来たりの毎日の中で、たくさんの「それ」と出会い、自分にとって、一番、心地よい「それ」を、そのまま、「自分」にしていけますように。

明日、着ていく、「それ」を決めて、おやすみなさい

新しい一日が始まりますように

2019年スタート☆

2019年がスタートしました☆

昨年2018年は、いろいろ中途半端になった年だったので、

今年は、落ち着いて、自分自身や周囲の人たちと向き合っていきたいなと思っています

特に昨年の後半は、「等身大の自分」がどこにあるのか、探ってばかりで、自分で自分のことがよくわからなくなっていった年でした。

日記代わりに、思い立った時に書いていこうと思います

テーマも、その時々の自分によって変わっていくと思いますが、

周りに合わせてばかりでなく、自分で自分の「立ち位置」をしっかりさせることができたらなと思います。

周囲の人との関係も、もう一度、まず「今の自分」を基にして、そこから築いていけたらなと思っています。

「猪突猛進」ではなく、流されすぎずに、じっくりと、一歩ずつ動いていける一年になりますように

「甘い暴力」始動へ☆

12月18日新横浜New side beachから始動した「甘い暴力」。

「白日ノ夢」「黒姫の夢遊病」が合体したバンドで、「スウィート・バイオレンス・ロック」というジャンルを掲げ、動き出しました。

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ボーカル:咲(サキ)くん、上手ギター:文(アヤ)くん、下手ギター:義(ヨシ)くん、ドラム:啓(ケイ)くん。

1月29日の大阪RUIDOでの始動ショーケースワンマンを経て、明日、2月5日渋谷REXでの始動ショーケースワンマンに向かおうとしています。

現在の音源は、昨年のVISUAL GRAFFITIでの入場特典の無料配布音源「嘘キス」(フリーペーパーGab.にも一部添付)と、

0th SINGLE「溺愛シット」(デキアイシット) 

1.溺愛シット
2.本能
                                 
 

2016年12月18日(日)発売
¥1,000(税込) CRLC-0023                            

イヴ会場にて販売中

そして、現在、ライブで披露されている4曲を、3月14日にリリース予定。

0th EP「君、依存、タトゥー」 

1.君、依存、タトゥー
2.笑顔でいるってめんどくさい
3.ファッションメンヘラ
4.夜乙女
                              

2017年3月14日(火)発売
¥1,500(税込) CRLC-0024                                 
 

ライヴ会場にて販売。

どちらも、現在は、ライブ会場限定のリリースになっています。

スィート・バイオレンス・ロックという、少し聞き慣れない言葉の示すものは?

いろいろな不安や戸惑いの中、何を信じて、どう生きていけばいいか、生きることを、つい、こじらせてしまう現代の中で、「病んでしまったお姫さまたちへ」届けられるものは、なんなのだろう?

きっとそれは、ガラスの靴でもなく、かぼちゃの馬車でもなく、カゼ薬でも、毒薬でもなく。

恋愛というカタチのないものでさえ、ドラマや雑誌の中に、流行と理想のモデルを探してしまう昨今。まして、教科書にも載っていない、「生きていく筋書き」を、自分で描き切れなくて、SNSの中を必死に指で探して、病んでしまうお姫さまたちが、現代にはたくさんいる。いや、本当は、お姫さまたちだけではないのだろう。

そんなお姫さまたちに必要なものは、きっと、ガラスの靴を届けに来てくれる王子さまではなく、勘違いの恋愛に浸らせてくれるだけの……でもなく。

飛び散る汗と、熱い音と声の渦の中に、一緒に振り付けを踊るようなメロディーと歌詞が溶け込んだ甘く激しい夢の先に、向き合う「世界」が魅せてくれるものなのではないだろうか?

切ないこと、うまくいかないことが多い毎日に、つい、思ってはいけないことを考えてしまうような感情も、生きて、もがいているひとつの証であって、決して、感情を押し殺して、あきらめてしまえばいいというものではない、、、のかもしれない。

今、生きている現実の世界をこそ、信じていける「何か」を、目の前のくもった世界を一皮むいて、新しい「何か」を見せてくれるような、そんなライブを期待したい。(…と思っています。)

「何か」が、夢や希望だけでなく、むき出しのドロドロした感情や本能だったとしても、それでも、きっと、それが、矛盾をはらんだ人間を、どこかで信じ愛したいという、『甘い暴力』の片鱗がちりばめられたものであることを祈って

甘い暴力 始動記念ショーケースワンマンライヴ「甘い暴力」
2017年1月29日(日)OSAKA RUIDO
2017年2月5日(日)SHIBUYA REX
CAST 甘い暴力
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥2,410 (D代別) DOOR ¥2,410 (D代別)

 

 

黒白ダブルワンマン『最後の戯曲』渋谷REX(東京・第二部「黒姫の夢遊病」)

~第二部~「黒姫の夢遊病」

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これまでの経緯(城を追放されたリィザ姫との旅)を語る、ゼル騎士のアナウンスが響き、『最後の戯曲』の幕が開く。

ステージ中央に凛々しいパンツスタイルのリィザ姫。手には、戯曲で使ってきた看板を持っている。「いくですの♡♡♡REX」(⇒だったと思うのですが、違ったらごめんなさい

「…リィザ姫と一緒に旅してきた、俺たちの旅も最後。…(この後は)12月3日の大阪RUIDOを残すだけとなる。…さぁ、戯曲を始めよう…

1曲目は、代名詞ともいえる「リィザ」「まずは、みんなの素敵な行進を見せてくれ!」…そういって、拳を振り下ろす仕草を求めるリィザ姫と、黒の六弦を持つゼル。その後ろには、同じく騎士団から抜け出してきたであろう、黒づくめの衣装に帽子をかぶったベースのジータン(笑)と、ドラムのKeiがいる。ふたりとも、いつもと同じく満面の笑顔だ

リィザ 悲しみを黒いドレスに纏った王女 

心までいつしか漆黒く(くろく)染まったの? 

呼ぶ声がわずかに聴こえた夢の中 

Riza,save me,Riza

最初は、黒いドレスと裸足だったリィザ姫跳ね上がるようなドラムと、イントロと間奏のアルペジオが、まさにお城を裸足で抜け出して、駆け出すかのような曲縦のリズムがしっかりとして、ピアノとドラムの協奏、ドラムとボーカルの絡み、ピアノとボーカルのソロ、そして、ギターとべース観客も『戯曲』のキャストとなって、最初から、モッシュや拳で、リィザとゼルの旅を彩っていく。キックの効いたサビでは、ジャンプしながら手を振って、まるでリィザ姫と一緒に駆け出すかのようだ。どれだけ泣いても…」でヘドバンをして、再びジャンプしながら手を振る。

もし、この日、『戯曲』(ライブ)を初めて観た人がいたとしても、きっと、ゼルがよく言っていた「遊園地のアトラクションに乗ったような気持ちで」参加できたのではないだろうか?そんな不思議な“祝祭空間”へとためらいなく誘う、隙のない「世界観」が、構築されていた。それに息吹を吹き込み、やくそくのち”へとリィザ姫とゼル騎士たちを向かわせたのは、じぱんぐで出会い、思い出の風景となっていった、数々の『戯曲』で出会った人々とのエネルギーではないか。

リィザ 枯れ果てた 涙に別れ告げた 王女 

旅立ちを…振り向かないことを決めたの 

呼ぶ声が 確かに聴こえた夢の中 

Riza,save me,Riza 

Riza,deva,resonance

共鳴の場所へと、これまで一緒にいた、そして、ここにいる、皆が連れていく。

続けて「純黒のジャッジメント」へ。どこか懐かしい語りと告白の歌詞(教会のコーラスのようなイントロ含め)とともに、ドラマティックな展開が広がる曲だ。

覚めない夢 遠くレゾナンス 

胸打つ問い掛け 

生と死を超えた業 

白黒つけましょう 

止まない夢 繋ぐレゾナンス 

破られた契約 

巡る想いはデルタ 

下された黒きジャッジメント

”共鳴(レゾナンス)”の響きを大切に抱きながら、リィザ姫は旅をしていた。その響き…声とも叫びとも祈りともわからないものが、胸に鳴り続けていたのであろう。「あくまのこ」で、リィザ姫の生い立ちを振り返り、父と母に、どんな仕打ちを受けてきたか、しかし、そのお城を、父と母(特にお母さま)を忘れられないでいるかを歌い上げる

そして、ひと息ついての休憩タイムゼルは、今まで、雨が降った時に、いちごの傘(実は傘職人とか)をリィザ姫に挿したり、いちごの紅茶を入れてくれたり…。そんな茶番も今日でおしまい…という寂しい想いを跳ね除けるように、軽快なイントロが鳴りだす

「いちごパニック」を聴いたときの衝撃は忘れられないが、これがハマるとハマるもので…。禁断の果実とはいちごだったのかと思うほど。(⇒詳細は、オフィシャルの「いちごパニック」の動画を)いちごのフレームのキュートなサングラスをかけて、手をくるくるとかわいい振り付けをしながら、余計なことは考えずに楽しめた瞬間こそが愛しいものだった。

いつも以上に華麗なステップを踏んで踊っていたゼルが。「リィザ姫!…これを‼‼」そういって、さらに取り出したのは、猫のひげがついたマスク「なぜ、リィザがこれをつけなければならないのか、全くもって、わかりませんが。。。(笑)」そう言いながらも、マスクをつけて、猫になってくれるリィザ姫。そして、会場も一緒になって、「黒猫姫」に合わせて、猫になって応える。猫のポーズで折り畳みをしたり、右へ左へ回ったり、会場いっぱいのネコたちと戯れていたリィザ姫とゼル騎士だった。

そして…突如、異変が起きるような音楽が鳴り…登場したのは…

「白日ノ夢」響弦者チナ(会場、騒然

何をしに現れたか?といえば、リィザ姫に、あるペンダントを渡すという。そう、白日のペンデュラムだ。ところが…

「…ぁ、忘れた(笑)(慌てて、後ろにとりにいくチナ(会場、爆笑)

…ね、狙ったわけではないようだ後ろから持ってきたのは、六角形のペンデュラム(ダンボールを六角形に切って「セラ」と書いてある(笑))それをチナが、リィザ姫にかけると……

「…う、う、う。…こ、これがリィザ姫の身体か。。。」

と、リィザ姫の身体に乗り移った「セラ」が降臨し、現れ出てきた(このアイデア笑いましたが、拍手‼‼(笑)「案外、おっ*い小さいな。。(笑)」発言は横に置いて)

「セラ」は、チナに「…大阪では失敗するんじゃねぇぞ‼(笑)」と言い放ち、自分の左横にいる、ゼルのことを「俺は、リィザ姫は好きだが、一緒にいる、コイツは…大っ嫌いなんだよ‼と言いながら、「…だけど、お前、白日のリハのとき、入ってきていたから、1曲くらいやれんだろ?!」と言って、そのまま、チナゼルとともに「白日ノ夢」のシングル曲「事例04‐ナイン‐」を披露見かけは、リィザ姫の姿のまま、女の子っぽさは一切出さずに、激しく歌うセラ見事なまでの…「降臨」だった(笑)。(Wボーカルだからこそできる演出で、どうやってセラとリィザ姫が巡り合うのか?と思えば、完全に乗り移ってしまった切り替えに目を見張りました実際は、大阪では、この演出は使われず、違う演出に)

曲が終わると、チナは去り、再び、リィザ姫が「…大変、お見苦しいところをお見せしましたと、さらりと何事もなかったかのように、クライマックスへの「夢遊少女」「旅立ちの輪舞曲」へとつなげる。

リィザ姫の“夢遊歌唱”を見られるのもこれが最後。実際に眠りながら歌うわけではないが、本当に、悪夢にうなされているような曲だ。夢見心地というよりは、かなり激しい曲

最初から「ミギへヒダリへ逃げて」とモッシュや、「アタマガイタイノ」とヘドバンもあり、「離して(離して離して)」と引っ張る手もある。リィザ姫は、本当に、何度も、何度も悪夢にうなされていたのだろう。華やかな黒の六弦のギターソロと間髪入れないドラム、一瞬の隙間に聴こえるベースソロもあるカスタネットの音も響いて、盛りだくさんな曲。

本編最後になるかと思われたのは「旅立ちの輪舞曲(ロンド)」。タイトルのとおり、“旅立ちの歌”だ。

私が私じゃなくなって 

だけどね きっと 本当の私に 

この世界(ここ)に未練がないと言えば 

嘘になる だけど 呼んでいるから

あぁ 旅立ちの輪舞曲(ロンド) 

新しい 私が  

あぁ 哀しみの輪舞曲(ロンド) 

約束の場所へと 

あぁ旅立ちの輪舞曲(ロンド) 

涙をこらえて 

あぁ 哀しみの輪舞曲(ロンド) 

さよなら さよなら 

あぁ 遠いお城よ さよなら さよなら

引用程度で、すべて歌詞を挙げられないが、ダークメルヘンを緻密な構成で描いて、目の前で、絵以上の『戯曲』として、魅せてくれた「黒姫の夢遊病」。リィザ姫は、最後まで麗しい瞳と笑顔で、「このじぱんぐを旅できて、リィザは、ほんとうにしあわせでした。リィザのことをわすれないで」と語る。そして、ゼル騎士は、「今日で最後の戯曲だけど、『黒姫の遺産』(音源)は、これからも、皆の人生の中で、残っていくだろう…」とナレーションする。皆で、手をとって輪舞曲を踊ると、やはり、自然と涙があふれてきた。すると…

「リィザ姫、リィザ姫…‼‼…これで終わっちゃ、やっぱり、暗いというか。。。淋しいですよね?…やっぱり俺たちは…‼‼‼」

そういって。あのイントロが鳴りだし、ゼルが畳んである赤い布を広げて、かぶると…そのまま全身が、すっぽりと「いちご」に(笑)

「これぞ、究極完全体、『いちごパニック』‼‼(…会場、もう何が起きても、驚かなくなっている笑 拍手

そのまま、フィニッシュとして、皆で、もう一度『いちごパニック』を歌い踊り上げた。

何度も使った、いちごの傘をみんなで挿して、最後は、一緒にジャンプして、笑顔でのお開き

半年の流れをたどりながらも、「白日ノ夢」「黒姫の夢遊病」という、白黒のリアルな「夢」で魅せてくれた、一夜だった

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感謝をこめて

東京公演 黒×白ダブルワンマン『最後の戯曲』

~セットリスト~

第二部 黒姫の夢遊病

1.リィザ

2.純黒のジャッジメント

3.あくまのこ

‐いちごの茶番‐

4.いちごパニック

‐みんなで猫ニャーニャー‐

5.黒猫姫

‐チナ登場、セラ降臨‐

6.事例04‐ナイン‐

7.夢遊少女

8.旅立ちの輪舞曲

‐究極完全体いちご‐

9.Finalいちごパニック

 

 

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