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黒白ダブルワンマン『最後の戯曲』渋谷REX(東京・第一部「白日ノ夢」)

11月23日に渋谷REXで行われた、黒姫の夢遊病白日ノ夢『最後の戯曲』と、12月3日にOSAKA RUIDOで行われた『最終面会』に行ってきましたnotes

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5月から始動してきた、2つのバンドが、梟(ふくろう)の月が出る頃(冬)に、ひとつの結末を迎えようとしていました。

東京と大阪で、第一部、第二部の二部構成で、2つのバンドが交互に演奏し、それぞれの「世界観」を共鳴させた両日。(東京は、白⇒黒、大阪は、黒⇒白の順)

「白日ノ夢」は、閉鎖病棟に入っているセラ、チナの二人が、夜の監視の交代の9秒間の隙に、脱走を試みるストーリー。セラは、自分を(精神的に)救ってくれた誰か(リィザ姫)を探しています。 

「黒姫の夢遊病」は、先天性の夢遊病を患い、「あくまのこ」と忌避されて、城を追放されたリィザ姫が、騎士団を抜け出して着いてきた、ゼルと一緒に旅をするストーリー。旅の途中で「じぱんぐ」を訪れます。

2つのバンドの接点は果たして、あるのでしょうか?

…その先に見えるものは?

2016.11.23.渋谷REX

~第一部~「白日ノ夢」

東京公演では、第一部は「あと少し」という曲からスタート。

通常は、もちろん、セラチナの2人がステージにいるのですが…この日は…

イントロが鳴り、幕が開いて、ステージ中央にいるのは、響弦者のチナくんだけ。そして、ドラムのまむさんとベースのジタンくんが演奏しています。詠唱者のセラくんは…?というと姿が見えない。。声とともに、初めてフロアからの登場‼で、後ろからの気配を感じる観客に「後ろ向くな!」と一喝して、そのままステージへ。

2曲目は、「幻日」という、多彩な曲調の変化が含まれた、壮大で美しい曲。特に、サビは、伸びやかなボーカルが、広大な海に浮かぶ太陽を思い浮かべさせるくらいに、どこまでも 美しく広がっていきます。そこから、3曲目の「レゾナント」へ。レゾナント(共鳴というタイトルどおり、何かが次第に近づいて、お互いに呼び合うような、不思議なイントロが印象的な曲です。葛藤するBメロから、抜け道を発見したかのように、浮かび上がったサビには、

白日のペンデュラム 見つめあった魂(アニマ)

という歌詞も出てきます。

ペンデュラムとは、六角形のペンダントのこと。セラくんがチナくんに頼んで、作ってもらったという、裏筋があるようです。(⇒詳細は、セラくんのブログへ)

3曲目の「お祈り」もバラード系。いままでの面会では、観客をフロアに座らせて、一緒にお祈りするスタイルでしたが、この日は…

「…あぁ、今日は座らなくていい…みんなでリィザ姫にお祈りを届けよう…」

と始めたのですが…なんだか、いつもより、仰ぐような手の動作のペースがsweat01…あれ、あれれ???sweat01sweat01

「お、お兄ちゃん、お兄ちゃん!!…お祈り…早くない?!(笑)eye

そう言って止めてくれたのは、サポートベースのジタンくん。元Gimmick.というバンド(同じCRIMZONレーベル)のベースだった方です。白日ノ夢、黒姫の夢遊病、ともにサポートベースとして、半年間、ほとんどのステージに立って、大事なベースと、「世界観」を守るために、無理やり任されたMC(笑)を担当して下さり、半年間でたくさん、ふたりのお兄ちゃんをオコッテ下さいました。

眼帯に包帯、狂気も混じる、少し病んだ世界観に、最初は、とっつきにくく違和感がある方でも、、、突然、アンパンマンbreadや妖怪ウオッチcatの曲が流れだして、ぽかーん。。。sunとなる瞬間が、今まで何度もありました。(=そんな曲を流したセラ&チナをジタンくんが叱るほっこりした瞬間のことchick

第一部のMC代わりの部分では、セラくんが「普通のバンドだったら、まだまだやれんだろ?!というところだが、僕ら少し病んでいるんで…おい、いい加減、疲れただろ?!…疲れたやつ、ほら…水だ!(笑)」という感じで、「お水」を配る場面もありました。

後半は、折り畳みから始まる「リユニオン」…とてもメロディアスで、激しいけれど、美しい曲です。唯一のアルバムとなった『白き記憶』では、最後に入っている曲。歌詞を詠唱する美しい主旋律と、最初から絡み合うように響き続けるピアノの裏旋律が、とても印象的shineピアノの黒鍵と白鍵が見えるようです。畳みかけるようなドラムと、一筋の光のように挿し込むギターソロが、行く手を照らすサーチライトのように、鮮やかなまでに、まっすぐ突き抜けていきますshinenotes

その後、狂気的な「デイドリーム・オーヴァードース」を経て、ストーリー的にも山となる、「策略」「ナイン」へ。最初はその激しさに驚いた曲たちも、大きな感情の起伏の中で、緻密な白黒の物語の伏線が、詞のそこここに潜んで、見え隠れしていることに気付かせられます。自由に観客に与えられていたはずの”紐解く時間”が、まだまだゆっくり続いてほしかったくらいでした。セラとチナが考え出した「策略」は、夜の監視の交代の隙…9秒間(ナイン)の間に、閉鎖病棟から抜け出すというものでした。それを実行させるときがやってきました。

「今日は、カウントダウンは、お前たちに任せる…」

「日本語でいいから…9(きゅう)から0(ゼロ)まで…ゼロは英語でいい…カウントダウンしてくれ…」と、懇切丁寧に、お願いするセラくん。(ゼロは英語でいい…律儀やな…coldsweats01(笑))

観客のカウントダウンとともに、きっと、セラとチナは、全速力で駆け出して、ひとつのワールドラインを超えたのだろうと思いますshinenotesshoedash

経路はC区画通路を抜けた先、 

与えられた時間は深夜の交代時間の隙、 

「9秒間」 

”9”second,DO or DIE,DEAD,or ALIVE 

Coming,just over there,X day

at last エスケイプ 

(9)run out,run out 

君へ繋ぐ最後のカウントダウン

(8)fed up,fed up 

誰が 狂い始めたのか

at last エスケイプ 

(3)run out,run out 

いつか 知る時までのカウントダウン 

(2)fed up,fed up 

自由へ…扉に手をかけた

at last エスケイプ 

(1)run out,run out 

閉鎖病棟(ここ)に さよなら告げた僕に

(0)fed up,fed up 

白い 光が差していた   (シングル「事例04‐ナイン‐」より)

とまらない時間を「音楽」という、熱い静脈と動脈の響きに載せて、とぎれない想いを「お祈り」というコトバの鼓動に載せて、「記憶」というカタチで残してくれた『白日ノ夢』。

ワールドラインを超えた先に、出会ったのは…。

(第二部と大阪公演に続く)

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clovercloverclover

~セットリスト~

東京公演 黒×白ダブルワンマン『最後の戯曲』

第一部 白日ノ夢

1.事例00-あと少し‐

2.事例01-幻日-

3.事例02-お祈り-

4.事例06-レゾナント-

5.事例07-リユニオン-

6.事例0.7-デイドリーム・オーヴァードース-

7.事例08-策略-

8.事例04-ナイン-

 

 

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