『黒姫の夢遊病』単独戯曲(LIVE)感想+『白日ノ夢』ワンマンへ
5月13日に渋谷REXで行われた『黒姫の夢遊病』の単独戯曲(LIVE)に行ってきました
リィザ(夢遊歌唱) と ゼル(黒の六弦)
1週間前に『白日ノ夢』が動き出したこともあり、白に対して、黒はどんな感じなのだろう?という、期待にあふれた始動ワンマン(前売り3000円、当日無料!)
アーティスト写真のイメージでは、とても優雅な雰囲気が漂っていたのですが。。。1曲目から、あっけにとられながらも、予想とは違ったインパクトに魅了されてしまいました(笑)^^;;
幕が開き、中央に眠ったリィザ姫、上手(右)にゼル騎士、そして、目だけが見える仮面をかぶった、ベースとドラムのサポートがいらっしゃいます。(ベースは、白黒ともに、元Gimmick.のJITANくん。ドラムは、黒は新しいKeiさん。白は現在未公表。定着されるか、今後変化があるか?)
まず、驚いたのは…リィザ姫は、素足てっきり、ヒールかブーツでも履いてくるかと思いきや、左足にミサンガとペディキュアもしっかり塗ってのご登場
リィザ姫のブログに、「ざん、ざん…」という音のことが書かれていますが、まさに、そんな感じでスタートしました。リィザ姫の生い立ちを唄うような、1曲目の「リィザ」という曲は、右の拳を頭から胸まで振りおろし、足踏みしながら始まっていきます。左右へのモッシュもたくさんあって、会場をどんどん動かしていくステージ。
「あくまのこ」という2曲目も、リィザ姫の生い立ちを唄うような曲。美しく、力強い歌声は、とても伸びやかに広がっていきます。
そのあと、突然、休憩タイム。MCというよりは、ゼル騎士のナレーションと、リィザ姫の紙芝居…じゃない「フリップ」(説明の文字や絵)によって、成り立つ、ほんわかタイムです(^^;;
初日の日は、ゼル騎士の「少し休憩しましょう」というナレーションに対して、リィザ姫の「そうね、少し休憩しましょう」「いちごが好きなの?」「(いちごの絵)」などが出てきました(笑)ちなみに、ロックサミットでは、やはり、ゼル騎士のナレーションで、辺りに変な生き物がいるらしい?ということから「変な生き物って何?!」という文字など
リィザ姫は、歌は歌われますが、どうやら、話すのはお好きじゃない…いや、たぶんきっと恥ずかしい?らしい(笑)(…でも、突然「マイクが外れました(笑)」とか「もう寝ます(笑)」といって、ふて寝の前に、叫ばれるときもあります(^^;;)→ロックサミットでのハプニング(笑))
3曲目の「いちごパニック」と4曲目の「黒猫姫」は、カルチャーショックが大きいと思いますが、とても楽しくかわいらしい曲。まさにタイトルのとおりで…(笑)振りもキュートで、いちごを♡で作ったり、猫の手も出てきて、一緒に猫の真似をしたりします。(…意外に楽しいので、恥ずかしがらずに)ここでも、観客を動かすステージ。
そして、5曲目の「純黒のジャッジメント」では、アニソン歌手のように、キメる振りもあり、ちょっと野性味もある、カッコかわいいキュートなお姫さまの様子に、圧倒されっぱなしでした。ゼル騎士も、どの曲かで、バイオリンの弓を取り出して、エレキギターに合わせる演出もあります。
でも、ただ単に笑いやウケだけを狙っているのではないのが、6曲目の「旅立ちの輪舞曲」や7曲目の「夢遊少女」を聴くと、伝わってきます。リィザ姫が頭が痛くなるのは、どうやら、どこかでリィザ姫を呼ぶ『声』がするらしい。。。その声がするのと、リィザ姫が夢遊病になって、徘徊するのとは、何か関係があるらしい。(以下、セットリストはオフィシャルより)
1.リィザ
2.あくまのこ
3.いちごパニック
4.黒猫姫
5.純黒のジャッジメント
6.旅立ちの輪舞曲
7.夢遊少女
早くも『黒の遺産』と呼ばれる『三部作』(3ヶ月連続、LIVE会場限定リリースCD)の発表もあり、リィザ姫とゼル騎士が、どんな旅を続けていかれるのか、とても楽しみです
2016年6月18日(土) Release
【収録曲】
1.リィザ
2.夢遊少女
¥1,000 (tax in) /CRLC-0012
※戯曲会場限定販売
2016年7月21日(木) Release 予定
【収録曲】
1.純黒のジャッジメント
2.いちごパニック
¥1,000 (tax in)/CRLC-0013
※戯曲会場限定販売
2016年8月28日(日) Release 予定
【収録曲】
1.旅立ちの輪舞曲
2.あくまのこ
¥1,000 (tax in)/CRLC-0014
※戯曲会場限定販売
『白日ノ夢』との関連性は?
一方で、やはり6月に発売になる、『白日ノ夢』の「事例04‐ナイン‐」(LIVE会場限定リリースCD)と呼ばれる『記憶』との同時進行での動きも気になります。
1.事例04 -ナイン-
2.事例02 -お祈り-
二〇十六年 六月十九日(日) 発売
¥1,000(税込) CRLC-0015
特に、「事例04‐ナイン‐」は、どうやら、精神病棟の夜の監視が交代する「9秒間」を指しているらしく…セラくん、チナくんにも何かが起こりそうです。
そんなセラくん、チナくんの『白日ノ夢』の単独面会(無料ワンマンLIVE)は、5月27日大阪hillsパン工場
単なるメンヘラとメルヘンに終わらせない…!!という声が聞こえてきそうな気がします。
ぜひ!!!