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B'z☆『C'mon』感想⑥

(続き)

09.ピルグリム

頬をなでる、ゆるやかな風とともにめぐってくる記憶がある。大きな時間の中にある今日吹く風。

幾千の花びらが 風に舞い踊り

桃色の蝶のように 道路(みち)を横切ってく

稲葉さんの故郷津山にも、美しい桜が毎年咲くという舞い踊る花びらは、その年、その季節だけのもの。しかし、違う季節、違う場所にあっても、桃色の蝶は目の前を横切っていく。「僕」の記憶の中を、いつも通りすぎる「桃色の蝶」。

いつか見てたもの 戻ってはこない時間(とき)

何げない言葉を ささやいたら

君は手をのばし この手をにぎりしめた

めぐりめぐってまた と出会った

季節が僕をつかまえる

前を向いてごらんよ 信じてごらんよ

未来はいつも変わろうとしてる

あの時、君は、僕を信じてくれていた。なのに…まっすぐな瞳の先に映っていた僕は、そのとき君に何をしてあげられた?

押し寄せる脳裏の記憶に、かつての情景が動いてゆく。「めぐりめぐってまた」出会う「君」は、あの時の情景に羽ばたいている。流れゆく時間の中で、僕は、かつての旅から今に帰る。

憶えていないこと それはもうたくさんある

そんなこと思い 空を眺めてたら くしゃみ

…回想にふけるには、まだ早すぎると、今を生きる僕の細胞がうながす。寄り添う肩の重みが軽くなったのは、いつのことだったろう?

すぎ去って行ったもの それだけが運命

運命というには、あまりにつらいこと、切ないこと、むごいことだってある。

ほんのささいな 言葉を はきだしたら

君は何も言わず うつむいて 涙こぼした

僕がはきだした言葉を、真正面から受け止めてくれた君に、真正面から向き合えなかった僕。君の涙をぬぐう余裕があったらよかったのに。

めぐりめぐってまた が消えた

景色が僕をとりかこむ

目をこらしてごらんよ やきつけてごらんよ

あふれる言葉の行き先を

あの時、僕は、なんて言えばよかった?覚えているのは、突然、軽くなった肩と君がいなくなった後の景色。羽ばたいた桃色の蝶は、どこに消えた?「あふれる言葉」はどこに向かえばいい?

愛といえど 時には ひ弱いもの

それを守れるのは やっぱり愛情なのか

「ひ弱い」愛を守れる「愛情」になれるときが来るだろうか?「あふれる言葉の行き先」を探し求めて、僕は、今日も旅をする。

めぐりめぐってまた と出会った

季節が僕を包みこむ

思いうかべてごらんよ 素晴らしい日々を

ぜったい毀(こわ)したくないものを

「桃色の蝶」が通り過ぎる『聖地』を、永遠に思い描く、ひとりの『巡礼者』となって。

(追伸)桃色の蝶は、女性や恋愛対象と限定せずに、解釈してみました。聴く人によって、子どもであったり、親であったり…生きている場合もあるし、もういない蝶かもしれない。心の中に生き続ける「聖地」に飛んでいる、大切な『蝶』を追い求めるイメージ(「ピルグリム」=巡礼者、旅人)で、聴いてみました

心のひだを辿る、松本さんのメロディー&稲葉さんの歌詞の見事なまでの結晶。めぐりめぐる「季節」と「記憶」を喚起させる稲葉さん自身のコーラス。最後の「めぐりめぐってまた…」になる前(=愛といえど〜愛情なのか)に、聴く人の心に、未来への意志を呼び起こす、見えない大きな“踏み切り板”がある日本生まれのB'zのRock Spirit

なう☆ツイッターのミニ窓(携帯の方、すみません)アカウント @satoko_mylife

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