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B'z☆『C'mon』感想④

(続き)

06.DAREKA

心臓のポンプが軋む時、僕の回路は滞っている。思考も感情も、この指先でさえも。

誰かにそばにいてほしい 厳しい夜もあれば

誰かと声枯らして壊れたい 血がたぎるときだってある

情報過多の社会で、真夜中でも画面の中には、絶えず誰かがいる。でも、ほとんどが一方通行。そりゃ、見ず知らずの人にすぐに返せる便利なシステムだってある。ツイツイ、受け取ることだけに慣れていく社会…。

僕を支えてくれる、DAREKAの声が聞きたい。耳を澄ましても何も聴こえてこないとき、不特定多数の人に向かいながら、僕は、心の声を形にしようとする。

ひとりでいるのが楽ちんだと思っているし 振る舞ってるし

会いたいなんてセリフ 一度も言ったことないけど

ねえ誰か、僕を知ってるんだろ

心の底で願っている

人は誰かの返事を待ちながら

暗くせつない夜を越えてゆく

稲葉さんの声は、悩みや叫びを抱える人の思いを引っ張りながら、多くの人の心の中にある「闇」を描いていく。でも、その「闇」は、どこか明るいひとりきりじゃ何も意味はないから」と、もうすでに知っているからだ

闇の中を手探りするように歌う、粘りのある歌い方も、この曲では一層、艶やかな漆黒の光を放つ。ありきたりのようでいて、人とのレスポンスの中で生きている僕。

どうせこの世は寂しさの集合体

そう言い聞かせながら 強引に目をとじる

目を閉じた先でなく、大きく見開いた現実で出会いたい。すぐに伝わるからこそ、すぐに響くからこそ、手触りのある言葉がほしい。手ごたえのあるDAREKAとつながりたい。

“肉体を持った言葉”に、等身大の人物像が浮かぶ。おそらく稲葉さんでさえも、そう思っている。

僕の想いは、DAREKAの想い。

漆黒の闇の中で、誰もが、そのDAREKAになれる希望をはらんでいる…。

07.ボス

ニヒルなメロディーから浮かぶのは、ある人物の輪郭。時に小さくも大きくも見える人…彼が、本当に僕らを先導してくれるのだろうか?

時に自ら手を穢せる 独裁者の大胆さ

時に一片の曇りさえもない 聖人の清らかさ

そんなの両方求められてもね 無茶なハナシです

時代を引っぱるボスだなんて やっぱウツワじゃない

ボスにはボスの悩みがある。人間だから、それは仕方がない。でも、時に小さすぎないか?国を背負うに、その肩は…。

民を憂い 気を使いまくりで 壮大な約束をしても

民に蹂躙され こじんまりと しぼんでゆく有様

暴れたい 暴れたい 洟(はな)垂れ小僧のように

もう帰りたい もう帰りたい 俺はただの人

ボスの憂いがあるとしたら、それは、見えないところでかんで捨ててしまわなければならない。「ただの人」なのは、当たり前のこと。独裁者でも聖人でもある必要はない。「ただの人」でありながらこそ、ボスであるのが、本当のボス。

野次や悲鳴や怒号や噂が この首締めつける

自分の体裁だけ気にした挙句 全部台無し

ほんとにアイムソーリー アイアムソーリ もう放っといてください

こんな国じゃ こんな国じゃ なんて言っても始まらない

「C'mon」と同じく、アイデアは以前からあったけど、震災の後にできたという曲。「I'm sorry(ごめんなさい)I am ソーリ(僕が総理です)」

そんな言葉は、それこそ、ソーリー求められるのは、民の声を聞きながら、自分も民であることを忘れない行動。そして、ボスは民であると、民の中にボスとしての決断があると、目を凝らして、耳を澄まして、見つめなければ。個々の声は違っていても、どこか共鳴したい楽器のようにクリアなはず。それぞれの声を聴くのに、無様に酔っ払ってはいられない。

Blame it on me now (自分がいまいましい)

そう思ったら、もう一度、ボスになってみる。国のボスでも、集団のボスでもない。まずは、自分自身のボスに。

(続く)

なう☆ツイッターのミニ窓(携帯の方、すみません)アカウント @satoko_mylife

  

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